結婚相談所でお見合いを申し込む際、必ず目にするのが、写真とプロフィール文です。就活で言えば、「履歴書」のようなものですね。
従って、この書類選考をいかに突破し、次のステップであるお見合いまでこぎ着けるかが、最初の関門となります。
どんなにコミュニケーションに長けていても、お見合いが成立しないことには会う機会さえ得られないのが婚活業界です💦
この人に会ってみたい!フィーリングが合うかも?と思わせるちょっとしたテクニックをここでは紹介していますので、ぜひプロフィール作成に役立てて下さいね。^^
◆読み手ファーストで書こう
プロフィール作成で大切なことは、読み手ファーストで書くことです。
読む人が読みやすいか、わかりやすいか
、もっと言うならば「共感しやすいか」という視点で作成することがポイントです💡
結婚相談所で婚活アドバイザーとして勤務していると、書き手都合で書かれているプロフィールもよく見かけるので、皆さんはぜひ、ここはおさえておいてください。
①文面は短かすぎず、長過ぎず
文面の長さは適切な量に調節しましょう。平均は、600~700文字程度が望ましいです。これぐらいだと、見ためにも読みやすく、相手も気軽に目を通すことができます。
文章があまりに長すぎると、熟読しなければ!と相手に思わせてしまい、かえって相手の読むハードルをあげてしまいます。
読み手が疲れるだけの長い文章はやめましょう。
一度Word等に文章を起こして、文字数カウント等を使って調整してもらえればと思います。
反対に文章が短すぎる場合ですが、こちらも相手に良い印象は与えません。(つД`)
情報が足りず、あなたの魅力が相手に伝わらないからです。
魅力が伝わらなければ、その分あなたに会ってもらえる確率は低くなってしまいます。
また、多くのライバルと比較した際、文章がすかすかだと、それだけで悪目立ちしてしまい、婚活意欲の低い人なのかな、と思われ、結果お見合いの申込数も少なくなってしまうのです。(>_<)
そんなことにならないよう、面倒でも自己紹介文はしっかり書きましょう。
文章はわかりやすい言葉で簡潔に記載していくのがコツです。
長し読みでも分かるよう、優しい文章を心がけてみて下さい。
②段落や項目毎に書く
一文をだらだら書かず、段落でくぎったり、【性格】、【趣味】等項目ごとに記していくことで、ぐっと読みやすくなります。
文字がぎゅうぎゅうにつまっている文は、読み手に嫌煙されますので、余白を上手に生かして書きましょう。
昨今は活字離れも加速しており、読むこと自体が苦手な人もいます。ぱっとみた際に、読みやすそうな文章だな♡という印象を与えましょう。
③人柄や価値観がわかるように書く
例えば趣味のことを書く際、旅行や写真、とざっくり書いている人がいますが、プロフィールを書く際には、できるだけ具体的な情報を記載するようにしましょう。
【 例: 旅行が趣味の場合 】
旅行が趣味と一重にいっても、その目的は様々です。
場所:どこへ行くのが好きなのか
国内 or 海外、海 or 山
誰:誰と一緒に行くことが多いのか
家族 or 友達 or 一人旅
目的:何を目的に行くのか
グルメ or 温泉 or 観光
このように掘り下げて書くことで、あなたが何に主軸をおいていて、どんなことが好きなのか、あなたの価値観、あなたらしさをお相手に伝えることができます。
あなたらしさが伝わることで、お相手もあなたに対してのイメージをつかみやすくなり、自分と同じ考えの人だから、相性が良さそう→申し込んでみよう、という風になるわけです。
◆まるくとがった内容にする
基本から逸脱しすぎたプロフィールは嫌われますが、あまりに特徴がないプロフィールも、何万人という人が活動してく中では、埋もれてしまいます。
大枠はしっかりふんだ上で、人との差別化にもこだわっていきましょう。
①自分のメリットを提示する
プロフィール文は自己PRの場でもあります。
あなたの強みは何なのか。あなたと結婚したらどんな良いことがあるのか、お相手にしっかりPRしていきましょう。
【 例 】
・小さい頃から母の手伝いをしていたので、基本的な料理は何でも作れます。
・金融業界に勤めており、日頃から投資や資産運用について勉強しています。
・共働きとなる場合には、女性に負担をかけないよう、便利家電やハウスクリーニングを積極的に活用したいと思います。
たまに自分のことは棚において、お相手に希望することばかりをつらつら書いている人を見かけますが、これは絶対にやめましょう。Σ(´ⅴ`lll)
これをしていいのは、毎日ひっきりなしにお見合いの申し込みがくる、モテてしょうがない一部の人だけです。
普通の人が、「20代の女性を希望します」とか「自分より年収の高い方」等と書いていたら、大半の人からは避けられてしまいますので、注意しましょう💦
②自分の全てを知ってもらう必要はない
プロフィール文を書いていると、自分の全てを知ってもらおうと、あれもこれもとやたらに詳しく書こうとする人がいますが、プロフィールはあくまでとっかかりです。
興味を持ってもらえるプロフィールのコツは、相手に「この人のことをもっと知りたい!」と思わせること。
具体的ではあるものの、すべてを明かさない程度に書き出しておくこといいでしょう。
例えば趣味が旅行、スノボー、料理だとしたら、旅行のことについて深堀したらあとの2つはさらりと書くだけにとどめておきます。
このように少し余白を残しておけば、実際に話した時に、お相手に色んな引き出しを見せることができるので、結果、より自分に関心をもってもらいやすくなるのです。
③八方美人にならない
あなたのメリットをしっかり書いたなら、今度はそんな自分を誰に届けたいのか、ターゲティングをしっかり設定しておきましょう。
不特定多数の人からいいねをもらう必要はありません。
あなたが理想とする異性にだけささればいいのです。
・理想のお相手
「季節毎の行事を一緒に楽しんでくれる人」なら、、
お花見、BBQ、初詣など、イベント事が大好きで、よく友人や家族と集まっては、季節事の行事を楽しんでいます。
・理想のお相手
「自然の多い場所で一緒に暮らしてくれる人」なら、、
もし子宝に恵まれたら、子どもには、自然豊かな場所で、自由にのびのびと育って欲しいと思っています。
上記のような一文があれば、価値観が合わない人からの申し込みはなくなります。
申込数は減るでしょうが、その分自分にあった人とだけご縁が繋がりやすくなるんです✨
会える人全員と会っていてはきりがありません。効率的にいきましょう!
④表現方法に気を配る
人は文章の書き方からその人の雰囲気を感じ取ろうとするものですので、説明の仕方にも気を配りましょう。
文章は写真と同様、その人の印象を左右する大事なファクターです。
仕事ができる方に多いのですが、全体的に硬いというか、かしこまった文章を書く人がいます。
本当はもっとやわらかい方なのに、文章がかちっとしているが故に、どこか固く、生真面目に感じさせてしまうことがあるのです💦
プロフィールを読んだ時に、どんな人をイメージするか、イメージさせたいか、受け手側の気持ちになって書くといいでしょう。
可能であれば、第三者に一度チェックしてもらうと安心ですね。結婚相談所では、選任のアドバイザーがプロフィール文を添削してくれますので、ここはぜひ活用して下さい。
また、言葉の選び方ですが、こちらも自分の人柄が伝わる表現を選びましょう。
例えば、「仕事をずっと頑張ってきた」と書きたい場合、下記のように色んな表現方法があります。
・仕事一筋で頑張ってきた
・仕事に邁進してきた
・キャリアを築いてきた
・がむしゃらに働いてきた
・仕事が好きで気づいたらこの年だった
・新卒からずっと今の会社で働いてきた
自分という人間を知ってもらえるよう、自分らしさがにじみ出た言葉を使うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上記のようにおさえるべき点をしっかりおさえたあとは、他とは少し違うとがった内容をいれることで、あなたらしさが出てきます。
商品を売る際、必ずその商品を販売するターゲット層や、そのターゲット層にささる販売方法を立案しますよね?
それと一緒で、あなたもどんな人に申込んで欲しいか、そのためにはどんな文章を書くことが必要か、自分がターゲットとする人にささる文章を考えます。
そうすることで、よりあなたにあった人との出会いを引き寄せやすくなるのです。
婚活はご縁ですが、そのご縁を引き寄せるのは他でもない自分自身です。
できることからコツコツ取り組んでいきましょう!